スキージャンプ界で注目を集めている丸山希選手。
2021年には競技生命に関わるほどの大怪我を経験しましたが、長いリハビリを乗り越え、現在は世界トップレベルで活躍するまでに完全復活を遂げています。
そんな丸山希選手は、競技中の真剣な表情とは対照的に、インタビューやSNSで見せる笑顔や自然体な雰囲気が「かわいい」と話題になり、検索する人も増えています。
「2021年の怪我はどれほど深刻だったの?」「もう完全に復活しているの?」「なぜ“かわいい」と言われているの?
この記事では、
・丸山希選手が経験した2021年の大怪我とは何だったのか
・そこからどのように復活を遂げたのか
・「かわいい」と話題になる理由や魅力
について、わかりやすくまとめていきます。
丸山希選手が経験した2021年の大怪我とは
丸山希選手が大怪我を負ったのは、2021年10月24日に行われた全日本スキー選手権大会です。
北京五輪代表入りを目前に控えた重要な時期での出来事だったこともあり、この怪我はスキージャンプ界でも大きな衝撃を与えました。
怪我が起きた当時の状況
怪我が発生したのは、北海道・札幌市にある大倉山ジャンプ競技場で行われた全日本選手権女子ラージヒル競技の1本目でした。
丸山希選手はこの試技で129.5mという大ジャンプを成功させます。
しかし、着地の際にバランスを崩し、激しく転倒。その場で動けなくなり、担架で搬送される事態となりました。
その後の診断で判明したのは、左膝前十字靱帯断裂、外側半月板損傷、骨挫傷という、競技生命に関わるほどの重傷でした。
北京五輪代表入りが現実的だったタイミングでの怪我だったため、本人にとっても非常に厳しい状況だったことがうかがえます。
長期離脱となった理由
丸山希選手が約1年にわたって競技から離脱することになった最大の理由は、複数箇所を同時に損傷した重度の膝の怪我でした。
前十字靱帯断裂は手術が必要となるケースが多く、さらに外側半月板の損傷や骨挫傷も重なったことで、治療と回復には長い時間を要しました。
靱帯再建手術後も、膝への負担が大きいスキージャンプ競技では慎重なリハビリが欠かせず、通常よりも復帰までの期間が延びる結果となります。
また、怪我を負った時期が北京五輪直前だったこともあり、無理な早期復帰を避け、完治を最優先した判断が取られました。
そのため、練習再開すら制限される期間が続き、実質的な復帰は2022年8月となります。
この徹底した治療とリハビリ期間が、その後の安定したジャンプや成績につながり、現在の活躍を支える土台になったと言えるでしょう。
丸山希選手が復活するまでの転機とは
2021年の大怪我から復帰した丸山希選手でしたが、すぐに結果が出たわけではありません。
今季前の2シーズンは、メイン大会の表彰台から遠ざかる苦しい時期が続きました。
スキージャンプ界のレジェンド・葛西紀明さんは、当時の丸山選手について次のように語っています。
「マジメな性格も、かえってマイナスに働いてしまったのかもしれません。
丸山さんは練習を休まず、大会ごとに反省を繰り返していたそうです」
常にジャンプのことを考え続け、身体だけでなく精神的にも大きな負担を抱えていたことがうかがえます。
座禅を取り入れたメンタル改革
試行錯誤を重ねる中で、丸山希選手が取り入れたのが座禅によるメンタルトレーニングでした。
「考えすぎてしまう自分」を受け入れ、心を落ち着かせる時間を作ることで、徐々にジャンプへの恐怖心やプレッシャーを手放していきます。
この頃から「結果を出さなければ」ではなく、「ジャンプを楽しむ」**という感覚が戻ってきたといいます。
攻めのジャンプが生んだ大きな自信
技術面でも変化がありました。
スタートゲートを数段高く設定し、スピードを生かした攻めのジャンプに挑戦。
安定感だけでなく、飛距離を伸ばす意識へと切り替えたことが、復活への大きな転機となりました。
その集大成となったのが、2025年1月のW杯蔵王大会です。
1回目で100mを超えるビッグジャンプを披露し、今季6勝目をマークしました。
大会後、丸山選手は観衆に向けてこう語っています。
「この状態で飛ぶことをすごく楽しみに帰ってきたので、すごく嬉しいです!」
ガッツポーズを見せるその表情からは、もう迷いや不安は感じられませんでした。
大怪我を乗り越えて…丸山希選手はすでに復活
2021年の大怪我により長期離脱を余儀なくされた丸山希選手ですが、その後の努力とリハビリを経て、現在は世界トップレベルの選手として完全復活を遂げています。
怪我を経験したことで、技術面だけでなく精神面でも大きな成長を見せています。
リハビリを経て競技復帰
丸山希選手は手術後、歩行訓練からリハビリをスタートしました。
前十字靱帯の再建手術に加え、外側半月板の修復や骨挫傷の回復も必要だったため、競技復帰までには約9か月以上の時間がかかりました。
ジャンプ練習を再開した当初は、転倒の記憶から恐怖心に苦しむ時期もあったといいます。
それでも家族や周囲の支えを受けながら、少しずつ負荷を高めていき、「ジャンプを楽しむ」という気持ちを取り戻していきました。
そして2022年8月、復帰戦となった宮の森サマージャンプ大会に出場。
95mと91mを揃える安定したジャンプで見事優勝を果たし、笑顔でトロフィーを掲げる姿は、多くのファンに強い印象を残しました。
復帰後の成績と現在の状態
復帰後の丸山希選手は、安定したジャンプを武器に着実に結果を残しています。
2025年には世界選手権で4位に入り、自己最高レベルの成績を記録しました。
さらに2025年のサマーグランプリでは個人総合優勝を達成。
風への対応力やミスの少ないジャンプが評価され、怪我を乗り越えた成長を証明しました。
2025〜26シーズンのワールドカップでは開幕から3連勝を達成し、日本女子選手としては高梨沙羅選手以来となる快挙を記録。
現在は世界トップクラスの実力を持つ選手として、安定した成績を維持しています。
ミラノ五輪に向けた期待
丸山希選手は、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪での活躍が大きく期待されています。
ノーマルヒル、ラージヒル、混合団体と複数種目での出場が見込まれており、日本女子スキージャンプ史上初の金メダル候補の一人として注目されています。
本人もインタビューで「自分のジャンプを出し切ること」「金メダルを目指すこと」を目標に掲げており、大怪我を乗り越えた経験が、強いメンタルにつながっていると語っています。
北京五輪出場を逃した悔しさを胸に、次の大舞台へ挑む丸山希選手。
その前向きな姿勢と確かな実力は、今後さらに多くのファンを惹きつけていきそうです。
丸山希選手が「かわいい」と話題になる理由は?
丸山希選手は、スキージャンプ女子のトップ選手として活躍する一方で、SNSやメディアを中心に「かわいい」と話題になる存在です。
特にInstagramに投稿されるオフショットや、インタビュー時の自然な表情が注目され、競技を知らなかった層からも関心を集めています。
ここでは、丸山希選手が「かわいい」と言われる主な理由を、いくつかの視点から見ていきます。
柔らかい笑顔と親しみやすい雰囲気
丸山希選手の魅力としてまず挙げられるのが、柔らかくて親しみやすい笑顔です。
インタビューや表彰式で見せる表情はどこか穏やかで、「見ていて安心する」「話しかけやすそう」と感じる人も多いようです。
トップアスリートにありがちな近寄りがたい雰囲気はなく、飾らない自然体の姿が「クラスメイトみたい」「身近に感じる」と好感を集めています。
競技中とのギャップがSNSで話題に
競技中の丸山希選手は、集中した鋭い表情でジャンプに挑む真剣そのものの姿。
しかし、ゴーグルを外した瞬間に見せる素顔や、試合後の穏やかな笑顔とのギャップが「かわいい」と話題になります。
特にワールドカップ優勝後のオフショットはSNSで拡散され、「かわいいのに強すぎる」「ギャップがたまらない」といった声が多く見られました。
このオンとオフの落差が、ファンを惹きつける大きな要因になっています。
Instagramで話題の私服と自然体な素顔
Instagram(@nozomi_maruyama)では、練習風景や遠征先での様子、五輪への意気込みなどが投稿されています。
笑顔のオフショットや仲間と過ごす自然な姿は、「親しみやすい」「チャーミング」と好評で、特別な演出を感じさせない点も支持されています。
私服はニットやデニムなどシンプルでカジュアルなスタイルが多く、「ナチュラルで真似したくなる」とファッション面でも注目されています。
また、オフの日に見せる淡いカラーのネイルが「癒し系」「ギャップ萌え」と話題になることもあります。
努力家で応援したくなる人柄
丸山希選手が「かわいい」と言われる理由は、見た目だけではありません。
2021年の大怪我を乗り越えて復帰した経験や、日々の体調管理・食生活を大切にしている姿勢からは、真面目で努力家な一面が伝わってきます。
座右の銘として掲げている「楽しんで飛んで金メダルを」という言葉からも、前向きに競技と向き合う姿勢が感じられます。
長野県野沢温泉村の実家や家族の存在を大切にしている点も、「応援したくなる」「人柄が好き」と感じさせる理由のひとつでしょう。
強さと可愛さを併せ持つ存在として注目
ミラノ五輪を控え、丸山希選手は実力面でも注目度が高まっています。
世界トップレベルで戦う強さと、素朴で親しみやすい雰囲気を併せ持つ存在として、「かわいいエース」としての評価が広がっています。
競技の結果だけでなく、人柄や日常が見えることも、SNS時代ならではの人気の理由と言えそうです。
丸山希選手のプロフィール
- 名前:丸山 希(まるやま のぞみ)
- 生年:1998年
- 出身地:長野県野沢温泉村
- 競技:スキージャンプ(女子)
- 所属:北野建設
- 出身大学:明治大学
- 競技開始:小学校4年生
- 主な実績:2025年 サマーグランプリ 個人総合優勝・ワールドカップでの上位入賞を重ねる
- SNS:Instagram(@nozomi_maruyama)
世界の舞台で結果を残しながらも、自然体で親しみやすい人柄が支持されている選手です。
まとめ
丸山希選手は、スキージャンプ界で結果を出し続ける実力派アスリートでありながら、SNSやメディアでは「かわいい」「親しみやすい」と話題になる存在です。
競技中の真剣な表情と、オフショットで見せる柔らかな笑顔のギャップに惹かれ、応援したくなった人も多いのではないでしょうか。
しかし、その裏には決して順風満帆ではない競技人生がありました。
2021年、北京五輪を目前にしたタイミングでの左膝前十字靭帯断裂という大怪我。
約9か月に及ぶリハビリ、思うように結果が出ない苦しい時期を経験しながらも、丸山希選手は自分と向き合い続けました。
座禅を取り入れたメンタル調整やジャンプスタイルの見直しなど、試行錯誤の末にたどり着いた「楽しんで飛ぶ」という境地。
その積み重ねが、W杯での連勝や世界トップレベルの安定したジャンプへとつながっています。
「かわいい」だけでは終わらない。大怪我を乗り越え、心も技術も磨き上げてきたからこそ、今の強さがある――。
ミラノ五輪を前に、丸山希選手は間違いなく注目すべき存在です。その一跳び一跳びに込められた覚悟と楽しさに、これからも目が離せません。

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