いよいよ日本の千葉ポートアリーナで開催されるネーションズリーグ男子2025の予選ラウンド第3週!
2025年も、男子バレーボール日本代表が熱い戦いを見せてくれています。
世界の強豪が集う「バレーボールネーションズリーグ男子2025」が、6月5日から開幕しています。
日本ラウンドでは今年も石川祐希、高橋藍、注目選手たちをそろえ、世界のトップと真っ向勝負に挑みます。
この記事では、日本戦の地上波放送スケジュールや見どころをまとめてご紹介いたします。
さらに、ネーションズリーグがどんな位置づけにあるのかもわかりやすく解説します。
見逃せない試合ばかりなので、スケジュールをチェックして応援をしましょう!
ネーションズリーグ男子2025|日本代表戦の地上波放送と日程は?
日本ラウンドは、すべて 地上波TBS系列で生中継 される予定です。
放送スケジュールを以下にまとめましたので、ぜひチェックして応援しましょう!
ネーションズリーグ男子2025の地上波放送スケジュール・放送局まとめ
日付 | 対戦カード | 試合開始時間 | 放送局(地上波/配信) |
7月16日(水) | 日本vsドイツ | 19:20 | TBS(地上波・LIVE)U-NEXT |
7月17日(木) | 日本vsアルゼンチン | 19:20 | TBS(地上波・LIVE)U-NEXT |
7月18日(金) | 日本vsブラジル | 19:20 | TBS(地上波・LIVE)U-NEXT |
7月20日(日) | 日本vsアメリカ | 19:20 | TBS(地上波・LIVE)U-NEXT |
日本で開催される予選ラウンド第3週の4試合は、すべて地上波TBS系列で生中継されます。
また、U-NEXTでも同時配信が予定されており、テレビでもスマホでも視聴可能です。
ネーションズリーグ男子2025の見逃し配信の情報
熱戦が続く男子日本代表の試合を、もう一度じっくり振り返りたい方にぴったりの配信情報をご紹介します。
U-NEXTでは、日本代表の全試合を見逃し配信で視聴可能です。
見逃し配信は、試合終了後すぐに順次公開され、半年間何度でも視聴できます。

「リアルタイムでは見られないかも…」という方も安心ですね!
地上波(TBS系列)では、日本戦の生中継はありますが、残念ながら再放送の予定は今のところありません。
TVerでは、2025年のバレーボールネーションズリーグ日本戦のハイライト動画が無料で配信されています。
試合のフルバージョン(全編)を見ることはできないため、「もう一度じっくり試合を見返したい…」という方には、少し物足りないかもしれません。
注目プレーや印象的なシーンだけをさっと振り返りたい方には便利なコンテンツなので、時間がないときなどには活用してみてくださいね。
ネーションズリーグ男子2025の日本代表の注目選手は?
オリンピック代表の主力選手たちに注目!
まずご紹介したいのは、日本代表のキャプテン・石川祐希(いしかわ・ゆうき)選手です。
石川選手は1995年生まれの29歳(2025年時点)。
愛知県の出身で、現在はイタリアの名門クラブ「シル・スーサ・ヴィム・ペルージャ」でプレーしています。
ポジションはアウトサイドヒッター。

アウトサイドヒッターは、左右のサイドからスパイクを打つ、チームの攻撃の中心となるポジションです。攻撃だけでなく、レシーブや守備もこなすオールラウンダー的な役割で、エースや主力選手が多く任されます。
身長192cmで、ジャンプ時の最高到達点はなんと350cmという驚異的な身体能力の持ち主です。
2025年のネーションズリーグでは、日本代表の主将(キャプテン)としてチームをけん引しています。
ロラン・ティリ新監督のもと、Aチーム・Bチームと選手の運用が分かれている中でも、石川選手は変わらず日本の中心的存在です。
世界トップレベルのリーグで揉まれた経験、冷静な判断力、そして何よりも頼れるリーダーシップで、日本代表の戦いを支えています。
ネーションズリーグでは、プレーの力強さはもちろん、試合中の声かけや仲間との連携にもぜひ注目してみてくださいね。
次に注目したいのは、力強いスパイクが武器の宮浦健人(みやうら・けんと)選手です。
宮浦選手は1999年生まれの25歳(2025年時点)。
福岡県の出身で、身長190cm、最高到達点は348cmと、こちらも非常に高いジャンプ力を誇ります。
ポジションはオポジット。

オポジットはセッターの対角に入る「攻撃の専門ポジション」。スパイクやバックアタックで得点を狙う役割で、レシーブよりも攻撃に集中します。
大学時代から注目されていた宮浦選手は、現在はウルフドッグス名古屋に所属しています。
海外リーグでも着実に力をつけていて、日本代表でも頼れるアタッカーとして存在感を増しています。
2025年のネーションズリーグでは、主力の一人として活躍が期待されている選手です。
特にサーブとスパイクの威力は日本代表の中でもトップクラスで、宮浦選手が調子に乗ると一気に試合の流れを変える力を持っています。
宮浦選手の豪快なアタックや、ここぞという場面での勝負強さは、見ていてとてもワクワクします。
試合を見る際は、ぜひ宮浦選手のプレーにも注目してみてくださいね。
そして、華のあるプレーでファンを魅了する高橋藍(たかはし・らん)選手です。
高橋選手は、2001年生まれの23歳(2025年時点)。
京都府出身で、身長188cm、最高到達点は343cmと、しなやかなジャンプと高い打点から放たれるスパイクが魅力です。
ポジションはアウトサイドヒッター。
現在は「サントリーサンバーズ大阪」でプレーしています。
2021年の東京オリンピックをきっかけに一気に頭角をあらわし、今では日本代表に欠かせないエースのひとりとして、大切な存在になっています。
2025年のネーションズリーグでも、石川選手とのコンビネーションや、スピード感ある攻撃での活躍が期待されています。
プレーだけでなく、明るいキャラクターや笑顔も人気の理由のひとつですね。
これからが楽しみ!若手注目選手たち
これからの男子バレー日本代表を支えていく若手選手の中でも、今もっとも注目されているのが甲斐優斗(かい・まさと)選手です。
甲斐選手は2003年生まれ宮崎県出身の21歳(2025年時点)。
身長200cmのアウトサイドヒッターで、2メートルという日本人では貴重な高さを活かしたパワフルなスパイクやブロックが大きな魅力です。
2025年のネーションズリーグでは、石川祐希選手や高橋藍選手が休養や調整で一部の試合を外れる中、頼もしい活躍をしています。
若手ながら堂々としたプレーで、世界の強豪相手にも引けを取らない活躍を見せています。
さらに、甲斐選手のすごいところはメンタルの強さと成長意欲です。

サーブの精度に注目です!
インタビューでは「石川選手や高橋選手のようになりたい」と語りながらも、ただ憧れるだけでなく、自分の強みをしっかり磨いて実力で近づいていこうとする姿勢が印象的です。
この先の日本代表にとって、まさに未来のエース候補ともいえる存在です。
ネーションズリーグを通して、その成長ぶりに注目したいですね。
バレーボール男子日本代表の未来を担う注目の若手として、高橋慶帆(たかはし・けいはん)選手も外せません。
2003年10月13日生まれ、千葉県出身で、2025年時点では21歳で現在法政大学に在学中です。
身長193cm、ポジションはオポジットです。
高橋選手の魅力は、高さとしなやかさを兼ね備えたスパイクです。
ジャンプ力とフォームの美しさが特徴で、相手ブロックを上から打ち抜くような攻撃が持ち味です。
若手ながら落ち着いたプレーも印象的です。
大学バレーではエースとして活躍しながら、2025年ネーションズリーグでは初戦から召集されているので、これからどんなふうに成長していくのか、とても楽しみな存在です。
ネーションズリーグ男子2025の注目の対戦カード&見どころ
日本 vs ドイツ|勢い増すドイツに、日本はどう挑む?
2024年のネーションズリーグでは、日本がドイツにフルセットで逆転勝利!…でしたが、その後のオリンピックでは逆にフルセットで敗れてしまいました。
ドイツは最近ちょっとずつ強くなっています。
というのも、監督が変わってチームが若返り、勢いが出てきた感じです。
中には「え、石川祐希?」と思うような万能型の選手もいて、日本にとっては油断できない相手です。
今回のネーションズリーグでも、ドイツの高さとパワー、日本の速さと連携プレー、この真逆の武器のぶつかり合いが楽しみなポイントです。
特に、テンポのいい日本の攻撃が、ドイツの高いブロックをどう崩していくのか、注目です。
どっちが今、勢いに乗ってるのか?日本の進化が問われる一戦になりそうです!
日本 vs アルゼンチン|組織力と攻撃力のガチンコ勝負!
2024年のネーションズリーグでは日本が3-1で勝利を収めたアルゼンチン戦でした。
守備が堅くて速攻が得意なアルゼンチンは、東京オリンピックで銅メダルを獲得しました。
いつも接戦になることが多い相手です。
今回の注目ポイントは、日本の多彩で勢いのある攻撃が、アルゼンチンの組織的な守備をどれだけ崩せるかのか。
もう一つは、アルゼンチンはリベンジを狙って緻密な戦術で挑んでくるので、そこを崩せるのか。
さらに面白いのは、アルゼンチンには石川祐希選手のチームメイトでもあるロセル選手がいることです。
互いのプレースタイルやクセを知り尽くしているだけに、その駆け引きも見どころのひとつです。
過去の接戦を思い返しながら、今回も白熱した攻防戦が期待できそうですね!
日本 vs ブラジル|世界トップクラスとの真剣勝負!
ブラジルは世界でも指折りの強豪国です。
かつては歯が立たないことも多かったですが、今では日本も粘り強く戦えるようになっています。
2024年のネーションズリーグでは、対戦はありませんでした。
見どころは、日本のスピードと正確な連携が、ブラジルの高い個人技とどうぶつかるのか。
ブラジルには日本のVリーグに所属している選手も何人かいて、日本のバレー事情にも詳しいというのも面白いポイントではないかと思います。
今は少しずつ世代交代の噂もあり、長年トップに君臨してきたブラジルも変化の時期に来ています。
日本にとっては「勝てない相手」というより、「挑戦しがいのある相手」です。
チームの成長が感じられる一戦になるはずです。
日本 vs アメリカ|フィジカルと技術の激突!
アメリカはフィジカルの強さに加えて、精密なサーブやレシーブを武器に世界のトップ争いを続ける強豪です。
日本ともネーションズリーグや世界大会で何度もぶつかっていて、毎回ハイレベルな試合が期待できます。
2024年のネーションズリーグでは、日本がストレート勝ちでしたが、同年のオリンピックでは3−1で破れています。
見どころは、石川祐希選手や高橋藍選手のエースたちが、アメリカの堅い守備と高さにどう挑むか。
もう一つは、アメリカの強力なサーブに対して、日本のレシーブ陣がどこまで耐えられるかも勝敗のカギになると思います。
アメリカの選手にも日本のVリーグに来ている選手がいて、お互いのプレースタイルをよく知っているのも面白いポイントです。
アメリカのバレーは独特な部分もあって、どんな展開になるか見ものですね。
ネーションズリーグ男子2025とは?
大会の仕組みと開催地・日程
バレーボールネーションズリーグ男子大会は、世界の強豪18カ国が参加する国際大会です。
予選ラウンドとファイナルラウンド(決勝トーナメント)の2部構成で行われ、世界各地で熱戦が繰り広げられます。
予選ラウンドでは、各チームが3週にわたって計12試合を戦い、成績上位7チームと開催国の1チームが、ファイナルラウンドへ進出します。

開催国は予選の成績にかかわらずファイナルラウンドに進出できます。
これは、大会を主催する国が決勝トーナメントでも活躍できるよう配慮された特別な枠で、大会を盛り上げる意味でも大切な仕組みとなっています。
予選ラウンドの開催国・日程
【第1週】中国・西安:6月11日(水)〜6月15日(日)
【第2週】ブルガリア・ブルガス:6月26日(木)〜6月29日(日)
【第3週】日本・千葉:7月16日(水)〜7月20日(日)
ファイナルラウンド(決勝トーナメント)
開催地:中国・寧波
日程:7月30日(水)〜8月3日(日)
予選を勝ち抜いた上位7チームと開催国の計8チームが世界一をかけて戦います。
この大会が持つ意味とは?五輪との関係も解説
ネーションズリーグは、オリンピック、世界バレーと並ぶ「世界3大大会」のひとつとされており、単なる親善試合を超えた重要な位置付けとなっています。

3大大会とは、ネーションズリーグ(毎年)・世界バレー(2年に1回)・オリンピック(4年に1回)です。
ネーションズリーグは、世界ランキングに直結する大会であり、ランキングはオリンピック出場や組み合わせ(プール分け)に影響するため、各国とも真剣に臨む重要な大会です。
特に男子バレーは、パワーとスピードを活かした激しい攻防が魅力で、世界的に競争が激化している中、ネーションズリーグは、若手選手を試したり、チーム戦術を磨いたりと、まさに「本番さながらの強化の場」として活用しています。
試合を重ねることで、選手個々のスタミナや連携力を磨き、チームとしての完成度を高めることが求められています。
ネーションズリーグで直接オリンピック出場権が得られるわけではありませんが、世界ランキングやチームの勢い、完成度は、オリンピック本番のパフォーマンスに大きく関わってきます。
五輪を見据えてチーム力を試す実戦の場としても、大きな意味を持つ大会です。
まとめ
ネーションズリーグ男子2025は、日本代表にとってもファンにとっても、熱くなる大会間違いなしです。
各国との真剣勝負は、毎試合が見応えたっぷりです。
放送予定をしっかりチェックして、世界を相手に戦う日本代表の熱戦を一緒に楽しみましょう!
チームの成長や注目選手の活躍を目にすれば、きっとバレーボールがもっと楽しくなると思います!
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