お気に入りのストウブ鍋、気づけば底が真っ黒に焦げついてショック……そんな経験ありませんか?
また、「お手入れのシーズニングって毎回必要なの?」「しないとどうなるの?」と頻度や正しい方法に悩む方も多いはず。
実は、ストウブは「重曹」を使えば焦げ付きもツルンと落とせますし、正しいシーズニングを覚えれば、失敗なく焦げ付きにくい万能なお鍋に育てることができます!
この記事では、ストウブの焦げを重曹で落とすステップから、多くの方が悩む「シーズニングの頻度・やり方・そのあと洗うべきか」といったお手入れの疑問まで、写真付きで徹底解説します。

ストウブのシーズニングの頻度は?毎回やるべき?
ストウブのシーズニングは毎回やる必要はまったくありません!
普段のお料理で、お肉を炒めたり油を使った調理をしていれば、自然と鍋に油が馴染んでいくためです。
毎回毎回、洗うたびに油を塗って火にかけるような大変なお手入れは不要なので安心してくださいね。
では、一体どのくらいの頻度で行うのがベストなのでしょうか?
シーズニングが必要な「正しいタイミング」の目安は以下の3つだけです。
- ストウブ鍋を購入して、初めて使うとき
- お鍋の内側がカサカサと乾燥して、食材がくっつきやすくなったとき
- 重曹などを使って頑固な焦げ落としをして、お鍋の油分が完全に抜けてしまったとき
基本的には「最近ちょっと食材が焦げ付きやすくなってきたな」「お鍋の内側が白っぽく乾燥しているな」と感じたときだけで十分です。
毎日頑張る必要はなく、お鍋の様子を見ながら「少しお肌が乾燥してきたから、特別なお手入れをしてあげよう」というご褒美ケアのような感覚で、定期的(数ヶ月に1回程度)に行うのが長続きのコツです。
ストウブにシーズニングは必要?しないとどうなる?
ストウブを長く快適に使うためには、定期的なシーズニングは絶対に必要です。
ストウブの内側は、一般的なツルツルしたホーロー加工とは異なり、「黒マットエマイユ加工」というザラザラした特殊な加工が施されています。
このザラザラした表面の隙間に油を染み込ませて馴染ませることで、お鍋本来の焦げ付きにくさや、高い保温性を発揮できるようになるからです。
シーズニングをしないとどうなる?
- 食材が驚くほどくっつきやすくなり、料理が焦げ付く原因になる
- お鍋の表面に水分が直接触れやすくなり、サビが発生しやすくなる
- ストウブ最大の魅力である「じっくり熱を通す力」が弱まり、料理の美味しさが半減してしまう
シーズニングをしないまま使い続けると、お鍋の表面がカサカサに乾燥し、せっかくの高級なお鍋の寿命を縮めてしまうことにも繋がりかねません。
大切なストウブを「一生モノの相棒」としてピカピカに保つためにも、カサつきを感じたら油を補給してあげるイメージで、定期的にお手入れをしてあげましょう
【写真あり】ストウブのシーズニングで失敗しない正しい手順
ここからは、初心者でも絶対に失敗しない、ストウブのシーズニングの正しい手順を写真付きで解説します。
用意するものは、「キッチンペーパー」と「大さじ1杯ほどの食用油(サラダ油や米油など植物性のもの)」だけでOKです!
ステップ1:お鍋を綺麗に洗って完全に乾かす
まずはストウブをいつも通りに洗い、水気を完全に拭き取って乾かします。
ステップ2:油を内側とフチに薄く塗る
[ここに油を塗っている写真] キッチンペーパーに油を少し染み込ませ、ストウブの内側のザラザラした部分に薄く塗り広げていきます。このとき、お鍋の本体だけでなく、「フタのフチ」や「本体のフチ」の黒い鉄がむき出しになっている部分にも忘れずに薄く塗ってあげましょう。ここが一番サビやすいポイントです。
ステップ3:弱火で3〜5分じっくり加熱する
[ここに弱火で加熱している写真] 油を塗り終わったら、お鍋を火にかけます。火加減は必ず「弱火」にしてください。 3〜5分ほど経つと、お鍋の表面に塗った油がじんわりと温まり、お鍋に吸収されていきます。
※失敗しないための注意点 「早く終わらせたいから」と強火で一気に加熱するのは絶対にNGです!塗った油が焦げて煙が出てしまい、お鍋が黒ずんでシーズニングに失敗する原因になります。必ず「弱火でじっくり」が鉄則です。
ステップ4:火を止めて完全に冷ます
お鍋が温まったら火を止め、そのまま触れるくらいまで完全に冷まします。冷めていく過程で、油がストウブのホーローの隙間にしっかりと定着していきます。
シーズニングの「あと洗う」べき?
洗剤を使って洗う必要は一切ありません!
せっかくお鍋に馴染ませた油の膜を、洗剤で洗い流してしまっては意味がなくなってしまうからです。
鍋が完全に冷めたら、表面に浮き出てきている余分な油だけを、乾いたキッチンペーパーで優しくサッと拭き取ればお手入れは完了です!
そのまま食器棚に収納して大丈夫です。
次に使うときは、洗わずにそのまま普段通りにお料理を始めてください。
ストウブ鍋が焦げた!まず何をすべき?
焦げの状態をチェックしよう
ストウブ鍋が焦げてしまったら、まずは焦げの程度をしっかり見てみましょう。
底がうっすら茶色くなっている程度なのか、真っ黒にこびりついているのかで、対処法も変わってきますのであわてず、落ち着いて確認してみてくださいね。
うっすら茶色くなっている場合はやわかいスポンジで優しく擦ると落ちる時があります。
それでも落ちなかった場合は以下の方法をお試しください。

絶対にやってはいけないNG対処法
「とにかく早く落としたい!」と焦って、金属たわしでゴシゴシこすったり、水をジャーッとかけたりしていませんか?
実はこれ、ストウブ鍋にとってはNG行動なんです。
大切なコーティングが傷んでしまう原因になるので、ぐっとこらえて正しい方法でお手入れしましょう!
【写真あり】重曹でストウブ鍋の焦げを落とす手順
用意するもの
焦げ落としに使う道具は、どれも家にあるような身近なものばかりなので、準備はかんたんです!
- 重曹
- 水
- スポンジ(やわらかめ)
- ストウブ鍋(焦げついた状態)
重曹はお掃除用でも大丈夫です。
お掃除やお料理にも使えて便利な重曹、ひとつ持っておくと本当に重宝します。おすすめはこちら!
重曹を使った焦げ落としの4ステップ
焦げた鍋を重曹の力でキレイにする方法を、手順に沿ってご紹介します!
ステップ1:ストウブ鍋に水と重曹を入れます。

重曹は水1リットルに対して50グラムと記載がありますが、鍋ぞこが見えない程度に重曹をパラパラと入れました。
写真は重曹を入れてからお水を加えたので鍋ぞこが見えています。
ステップ2:弱火から中火で重曹がとけるくらいまで沸騰させます。10分くらいです。

すぐに気泡が上がってきます。

すぐに重曹は溶け始めます。

小さい気泡がかなりお鍋の外に飛んでいますが、重曹なので最後にさっと拭き取れますのでご安心を。
ステップ3:10分ほど立ったら火を止めて、冷めるまで待ちます。

お鍋の横にも重曹が白くつきますが、お水ですぐに落ちるのでご安心を。
ステップ4:冷めたらスポンジで軽くこすって洗っていきます。
実際にどれくらい落ちた?ビフォーアフターで検証
さて、実際に焦げはどこまで落ちたのか?結果はこちら!

上の写真の焦げが簡単に短時間で綺麗になりました!アフターの写真はこちら!

思った以上にスルッと落ちてくれました。鍋も傷つかず、同じお鍋とは思えないほどピカピカに戻って大満足です!

ストウブ鍋はちょっと重さはあるけれど、それを感じさせないくらい見た目も可愛くて、とにかく頼れる存在です。煮込み料理やごはんがほんとに美味しくなります。
私はこの20センチサイズを愛用中ですが、色や形もいろいろあって「次はどれにしようかな?」なんて、ついつい欲しくなってしまいます。
焦げを防ぐコツ!ストウブ鍋の正しい使い方
ちょっとした使い方の工夫とお手入れで、焦げつきはぐんと減らせます。
調理前にしておきたい「予熱」と「油ならし」
ストウブ鍋でおいしく調理するには、いきなり食材を入れる前にちょっとしたひと手間が大事です。
それが「予熱」と「油ならし」です。
まずお鍋を中火で1~2分あたためてから、少量の油を全体になじませます。
これだけで、焦げつきにくくなってくれます!
特に、お肉を焼いたり炒め物をする時にはかなり効果的です。
冷蔵庫から出したばかりの食材をそのまま鍋に入れてしまうと、急な温度差で焦げつきやすくなります。
なので、少し常温に戻してから使うのも、焦げ防止のちょっとしたコツです。
使用後のお手入れで焦げを防ぐ方法
ストウブは鋳物のお鍋なので、使ったあとのお手入れがすごく大事なんですよね。
焦げつきの原因は、見た目にはわからないちょっとした油汚れや水分の残りだったりすることが多いんです。
洗ったあとはしっかり水気をふき取って、ちゃんと乾かしてあげると良いです。
ストウブ鍋を長くきれいに使うには、「シーズニング」というお手入れも実は大事なんです。
焦げつきやサビを防いでくれる方法で、ストウブに限らず鉄フライパンなどでもよく使われます。
ストウブ鍋を長くきれいに使うには、「シーズニング」というお手入れも実は大事なんです。
焦げつきやサビを防いでくれる方法で、やり方や適切な頻度についてはこの記事の前半で詳しく解説していますので、お鍋がカサついてきたらぜひ試してみてくださいね。
よくあるストウブ鍋の使い方の勘違い
ストウブを使ううえで、実はよくある思い込みが焦げの原因になっていることもあるようです。
たとえば「中火以上で一気に加熱した方が早いし良さそう」と思いがちですが、ストウブは熱がしっかり伝わる鋳鉄製なので、じっくり中火以下で温めるのが正解です。
また、「洗剤でゴシゴシ洗えばスッキリしそう」とつい力を入れたくなりますが、内側のホーロー加工はなるべくやさしく扱いたいところです。
やわらかいスポンジで丁寧に洗えば十分キレイになります。
そして意外とやってしまいがちなのが、洗ったあとの自然乾燥です。
そのまま収納するとサビや焦げの元になってしまうので、しっかり水気をふき取ってからしまうのが鉄則です。
ちょっとしたポイントですが、覚えておくとストウブが長持ちしますよ。
まとめ
ストウブ鍋の焦げ落としは、重曹と少しの手間で、驚くほどキレイになります。
そして何より大切なのは、焦げつきにくくする日々の使い方とお手入れ。予熱や油ならしといったちょっとした工夫、洗い方や乾かし方を意識するだけで、鍋の状態がぐんと良くなります。
「ストウブってお手入れが大変そう…」と感じている方にこそ、この記事が少しでも役立てば嬉しいです。
「ストウブってお手入れが大変そう…」と感じている方にこそ、この記事でご紹介した重曹での焦げ落としや、正しいシーズニングの方法が少しでも役立てば嬉しいです。
正しいお手入れを味方につけて、お気に入りのストウブ鍋を一生モノの相棒として大切に育てていきましょう!


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